速球派投手が、加齢で球が走らなくなった時、技巧派に転進するのは、結構難しいものだと聞いた。地方を回っている村田兆治氏は、50代に入る今も球速が140キロ出るという。それを見せて、プロとは凄いものだと思わせるために未だに、トレーニングして投げるんだというが、その年齢で140キロも出そうものなら、体の骨がバラバラになってしまいそうになるという。
あと9勝で、43年ぶりの350勝投手が見られるかというロジャークレメンスも、192勝してから勝ちが鈍りだし、限界と判断され、フリーエージェントでブルージェイズに移籍している。そこから192勝を上げ、防御率、奪三振率も上がっている。数値が好きなアメリカ人は、こういう分析もして、なおクレメンスが尊敬される理由だろう。40歳を越え、アストロズの1Aの登板し、同じチームに属する息子で三塁手のコービーと同じグランドに立ち、「親子競演」で、球場を沸かせた。
ブレーブスのマスダックスも26勝で、350勝に達成する。43年ぶりの奇跡が二度見られるとすれば、平均値で直せば、86年間で2度の奇跡が2,3年の間に2度見られることになる。
打たれても打たれても、這い上がってきた野茂投手だからこそ、もう一花もうふた花も咲かせて欲しい。
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